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友人と漫画家を目指していた話。

      2018/07/26

どうも、TAKAです。

僕は常々、行動が大事だ!と言ってきましたが、
今日は一つ、それにまつわる
僕の過去の実体験を話そうと思います。

ただ、結構キツイ内容なので
興味ある人のみ、読み進めてみてくださいね(笑)

 

では、始めます。

僕が高校生の頃、とある友人と2人で、
漫画を描こうと画策していました。

まぁ、結局僕はその後、
漫画ではなく、一枚絵イラストの世界に進み、
主に背景画を専門として、絵の仕事に進むことになります。

でも、同じ絵を描く仕事として、
漫画もすごく興味があったんですよね。

で、その友人も漫画が好きだったので、

「じゃあ一緒に漫画をやろうぜ!」

ということで、一致団結をしました。

それからというもの、学校が終わってから、
ほぼ毎日のように近所の公民館に二人で集まっては、
一緒に漫画のキャラやストーリーを考えていました。

いやー、今考えると、懐かしい。

そんな感じで、その友人と漫画活動をやっていたのですが、
しかし、なんでか、いつのまにか、

友人>僕

という上下関係の図式が成り立っていたんです。

その友人は絵もそこまで上手くないし、
かと言ってシナリオがすごいわけでもないのですが、
めちゃくちゃ学校の成績が良くて、尚且つ学術本もたくさん読む男でした。

反面、僕は大して成績も良くないし、
小説こそ読みますが、学術本は全く読みません。

そんな理由もあり、暗黙の了解で、

友人>僕

という関係になり、その友人が、
僕にあれこれ指示する感じになっていったのです。

まぁ、僕も僕で、

「きっと、この友人は漫画の面でも上なんだろうな」

と、なんの根拠もなく、漠然とそう思っていました。

 

そして、実際に漫画を作っていくわけですが…。

友人は、最初は僕の絵に対して、

「スゲェ!絶対お前の絵ならいけるって!」

と、なかなかに感動してくれていたものの、
どんどん日が経つにつれ、彼の中で要求するレベルは上がり、
それからは絵を描いて持っていっても、

「うーん、まだまだ世に出せないな」

さらに、ネーム、コマ割りを描いてみても、

「うーん、まだまだ世に出せないな」

考えたシナリオを話してみても、

「うーん、まだまだ世に出せないな」

と、なかなかに厳しい編集者のような
感じになっていきました(笑)

でも、僕はその時もまだ、

「まー友人だし、厳しく、本音で言ってくれているのだろう」

と、これも愛情なんだと、
なんの違和感もなく、黙って受け入れてました。

 

そして、漫画を始めてから数ヶ月が経ち、
季節は夏になり、夏休みに突入。

そこで、僕たちは、

・とりあえずネームでいいから、
夏休み中にそれぞれ30P漫画描いてこよう!

というお題を、お互いに課すことにしました。

この時に僕は、

「よし。この夏休みで凄い漫画を描いて、
この辛口友人をギャフンと言わせよう!」

と、密かに心に決めたのです。

そして、ついに夏休みがスタート。

そこから、ひたすらに漫画を描きまくる日々。

飯、寝る、トイレ、以外は全て、
永遠と、ネームを描くことに時間を注ぎ込みました。

夏休みはお互いに一切連絡は断ち、
武者修行のように、それぞれの家に篭ってひたすらに作業です。

で、結局僕は約束の30Pネームを3セット、
つまり、約束より3倍多い90Pの漫画を作り、

「とりあえず内容はどうであれ、この分量をみれば、
さすがに少しは認めてくれるかな」

と、そんな淡い期待を胸に秘め……

夏休み明けを迎えたのです。

 

そして迎えた出校日初日の放課後。

約束通り、いつもの公民館に二人集合。

「TAKA、課題、やってきたか?」
「もちろん。結構描いてきたぜ」

僕は、早く見せたい気持ちを必死に抑え、
自信満々に、分厚い原稿用紙を机に出しました。

もちろん、ネームだけではなく、
全てGペンで清書という気合の入れようです。

「お、結構やってきたんだな」
「はは、まぁな」

さすがに友人はその量にちょっとびっくりしつつも、
いつもの「一枚上手だぜ俺は」スタンスで、
僕の清書した漫画を、斜めに構えながら読み始めました。

いやぁ、一体なんと言われるんだろう…と、
原稿用紙をパラパラとめくる友人を見つめつつ、
ひたすらに、読み終わるのを待ち続け。

そして、しばらく経った頃。

ようやく友人が、
最後の一枚を机の上に起きながら、
僕の方を向き、一言、こう言いました。

「まぁ悪くはねぇけど、まだまだだな」

……。

な…なんて上から目線なんだ…。

と、一応は思ったものの、
でも、それもあえて僕のために言ってるんだろうし、
実際、僕はまだまだだろうと自分で思っていたので、
ぐっと、飲み込みました。

 

さて、まぁ何はともあれ。

これで僕の番が終わり。

次は、この男のネームを見る番です。

しかし、ここで僕は、ある事に気がついたのです。

あれ、そういえば。

僕って、この男の描いた漫画、見たことあったっけ。

そういや、無いな。
考えてみれば、無い。
なぜか、無い。

でも、むしろそれで、逆に期待が膨らんできました。

一体、どんな漫画を描くのだろうと。

そして、僕は待ちきれず、

「よし、じゃあ次はそっちの番だな」

と彼に言うと、彼は、少し照れながら、

「あぁ、だな」

とつぶやき、バックの中からゴソゴソと、
半分に折られた、一枚のルーズリーフを机の上に出しました。

「まぁ、見て見なよ」

彼はそう言って、僕の方にそれを、
クイッと押してきます。

ん?

えっと、一体、なんだこれは。
ていうか、なんで一枚だけ?

それともなにか、
僕に向けた重大なメッセージでも書いてあるのか?

よくわからないまま、僕はそのルーズリーフを、
そっと開いてみることに。

そこに書かれていたのは…。

ルーズリーフの右半分。

そこに、棒人間で、コマ割りが書かれていました。

コマ数、5。
もちろん折れ目から左側は、白紙。

そして、まさかのセリフの吹き出しは、空欄。

「えっと、これはなに?」

僕は思わず聞き返すと、彼はこう説明してきたのです。

「あー、なんていうか、シナリオの構想は全部あるんだよ。俺の中に。
でもよ、まープロから見たらさ、俺もお前も鼻くそみたいなもんじゃん?
1枚でも90枚でも大した差は無いと思うんだよ。
だから、俺たちはまだまだヒヨッコみたいなもんだ。
1枚だろうが90枚だろうが、そこは重要じゃねぇ。
俺たちは、もっと大事な何かが、必要なんだよ」

と。

そして、僕は悟りました。

今までずっと、

・なんとなくこの友人は凄い

と思わされていただけで、
完全に、ある意味、洗脳にかかっていたんだなと。

そう僕が悟ったあたりで、
さらに友人は、こうぼやいてきました。

「なーんか、俺たちダメだな。
はぁ。一体どうすりゃいいんだろうな。
もう、だーめだこりゃ。漫画家って果てしねー」

ここで僕はさすがに堪忍袋の尾が切れて、
ついにブチ切れ、その友人と決別をしました。

「ダメなのは……お前だけだっつーの!!」

とね(笑)

ちなみに余談ですが、僕が切れたこの時も、

「あんまり俺をダメって言うなよな、
精神衛生上悪いから」

とかほざいてました(笑)

 

まぁ、今振り返ると、いい勉強だったと思います。

あらゆる全てにおいて最も重要な、

「行動」

の必要さを、身を持って勉強できたのですから。

その友人は、ひたすらにあれこれ自分で考えては、
なんだかんだ理由を無理やりつけて、
行動することを辞めていたのです。

ただの1ページすら漫画…いや、ネームを
描けませんでしたからね。

まぁ、今思い返して見ると、
漫画だけではなく、あらゆる全ての面において、
行動力0の男だったので、非常に納得です。

そしてそういう奴に限って、
なんでか常に上から目線だったりします(笑)

もちろん、彼のように、
行動する前に、色々と考えることも大事です。

しかし、何も知らないで考えれることなんて、
それこそ友人の言っている通り、鼻くそレベルなんです。

だからこそ、本当はガンガン投稿して、
プロからバシバシ指摘されまくって、
井の中の蛙であることを身を以て知るべきだったんです。

まぁ、それをきっかけにして、
僕はその後、一枚絵の道に進んでいきました。

 

で。

その後、友人はどうなったのかというと。

まぁ、あまり友人を悪く言うのもあれですが、
見事、引きこもりになってくれましたよ。

で、引きこもりになった後、彼に連絡を取り、

「まぁ、TAKAだったら会ってもいい」

ということで、一度だけでしたが、
遊んだ時がありました。

で、久々に会った彼の姿はというと…

ずっと引きこもっているため、床屋にもいけず…

見事に巨大すぎるアフロになっていて、
超・ド級の、一度見たら脳裏に焼き付く、
中々の無精男と化してしまっていました。

変わり果てた友人の姿に、ま~ひっくり返りましたね(笑)

比較的オシャレに気を使っていた彼が、
まさか、こんなことになるとはと。

とりあえず僕は、

「さすがに髪切らないの?」

と問うと、

「いや、髪を切りに行く服がない」

と言いだし、

「じゃあ…とりあえず服買ってみれば?」

と言うと、

「服を買いに行く服がない。
高校時代のダサい服しかない」

と言ってきました。

いやいや、たかが髪切りに行くだけの数時間、
別にいいだろそんなの…とは思いましたが、
彼なりにプライドがあるのでしょう。

「じゃあさ、服を親に買ってきてもらうってのは?」

と言うと今度は、

「俺の正義に反する」

なんてことを言ってきました。

そう、彼は、とにかく行動したくなかったのです。

あらゆる理由を引っ張ってきて、
なんとか行動をしない道を選んでいるのです。

 

そして僕は、一番聞きたかった事を、聞いてみました。

「漫画、あれから描いてるの?」

すると、こんな答えが返ってきました。

「いや、なんにも。
あーでも、一応構想としては結構考えてるんだよ。
内容としては面白いと思うんだけどなぁ。
ただ、紙に起こすのは、まだ早いって思ってる」

あぁ、本当に変わらないんだなこの男はと、
ある意味、すげぇ頼もしいなと思いましたよ(笑)

 

で、僕は最後に彼に、こんな質問をしてみました。

「毎日、何して過ごしてる?」

と。

すると彼は、こう言いました。

「もう俺は人生諦めたんだ。
だから、明日こそはじ○つするぞって思って、
また次の日、明日こそはじ○つするぞって思って、
そして次の日、明日こそは絶対にじ○つするぞって思って、
そしてまた次の日、明日こそは絶対の絶対にじ○つするぞ!って思って、
気づいたら、1年が過ぎちまったよ」

……。

さすがに、思わず笑ってしまいました。

いや、でもそれもそのはず。

この究極なまでに行動力のないこの男が、
「死ぬ」という究極の行動を起こせるわけがないんですよ。

そんなの、絶対に無理に決まってます。

だから彼は、一生、

「明日こそは絶対にじ○つするぞ!!」

って言いながら、ある意味しっかり毎日生きて行くと思います(笑)

で、さらにそれからしばらく年月が経ち。

半年くらい前に、一度彼に電話してみたことがありました。

しかし、残念ながら、

「__この電話番号は、現在使われておりません__」

と、アナウンスが流れましたね。

とうとう、僕との繋がりすら経ち、
孤独に、閉じ篭って生きて行く道を
決めたのだと感じました。

ちなみに、一瞬そのアナウンスを聞いた時、

まさか…ついに実行したか!?

と焦りましたが、まぁ幼馴染なのと家が近所なのもあり、
もし、彼が”それ”を遂に決行した日には、
嫌でも実家に連絡が来るはずなので、それはないでしょう。

だから多分彼は、今、この瞬間も、

「明日こそは必ずじ○つするぞ!!」

って思いながら、ベットに寝っ転がって
ネットサーフィンしてると思います(笑)

ということで、何を言いたかったかと言うと、

「行動しないと、冗談抜きで一生を棒にふるぞ!!!!!」

ということです。

まぁ、ここまで極端な例でなくとも、
漫画を完成させるということは、
100人いたら、2、3人いるかどうかというのが、
実際のところです。悲しいですけどね。

もちろん、これはなにも漫画だけの話ではありません。

ネットビジネスだって、同じです。

結局、みんなあれこれ考えても、
何も動かずに終わるんですよ。

よく、読者の相談などを受けていても、
ものすごいアイディアを考えてくる人はたくさんいるけど、
それを実践しました!って言ってくる人は、ほぼいません。

本当に、びっくりするくらいみんな、
行動しないものです。

この世に行動をしない人間が、どれほど多いことか。

だからこそ、行動すれば大抵の結果は得られるんですよ。

結果が出てないのは、手を動かしていない、
そして、最後までやりきっていないのが、
ほとんどの原因です。

最後までやりきれれば、
大抵、なんとかなるものです。

もし、たとえうまくいかなくとも、
そこから色んな経験も得られますからね。

でも、不思議なことに、
僕の企画に参加してくれる人たちは、
行動力がある人が多いです。

まぁ、当たり前ですよね。

お金を払ってるんですから。

さすがにお金を払ってしまったら、

「もう後戻りできない」

という意識が、行動を促してくるのです。

逆に言えば、そのくらいの”痛み”がなければ、
よっぽどできた人間じゃ無い限り、行動を起こすのは、
そう簡単なことではありません。

行動を起こすって、あらゆる事の中でも、
トップクラスで難しい事なんですよ。

でも、これは是非覚えておいて欲しいのですが、
実は、時間やお金を投資するリスクよりも、
何も行動をしないリスクの方が、圧倒的に恐ろしいです。

【リスクを取らないリスク】が、一番やばいんです。

もちろん、投資といっても、
見境なく株に資金をぶっこむだけでは、
ただの水の泡に終わってしまうかもしれません。

でも、しっかりと教材やノウハウなどの、
意味のある知識に投資をしていけば、
それは、未来の自分を助けることになりますからね。

逆に、行動をしないということは、
全てのチャンスを手放し、ドブに捨て、
自分のあらゆる可能性を全潰しするということなのです。

それだけ自分を地に落とす行為であり、
実は、めちゃくちゃ危険なことでもあるのです。

僕は、あの友人をリアルで体感したからこそ、
行動を止めることは絶対にしたくありません。

彼とは家も近く、幼馴染なのですが、
これは神様が僕に、

「行動を決してやめるべきではない!」

と伝えるために、あえて彼のような人間を、
僕と出会わせたんだと、勝手に思っています(笑)

この世界は、行動しないと何も始まらない世界です。

行動したものだけが欲しいものを手にできて、
行動しないものは、どこまでもどこまでも、落ちていきます。

だからこそ僕たちは、行動をし続けるしかないんです

ということで、少々ヘビーでしたが…。

行動は、それくらい重要なんだってことが、
少しでも伝わればと思い、語ってみました。

ではでは。

 

PS.
その友人には、頑張って再起を図って欲しいものです。




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